Twitterで知らない投稿が…?実は落とし穴のアプリ連携の恐怖
見知らぬ人からの投稿があったりスパムが増えたりしたら要注意
IT技術の進歩に伴って、たくさんの便利なアプリが出てきたり、SNSをあらゆる場面で使用できるようになっていたりします。
たしかに、こうした技術の進歩は大変すばらしいものですし、生活が豊かになっていますし、より便利にもなっています。
しかし、この技術の進歩の度合いがあまりにも速いため、使う私たちの側が追い付いていけないということもあります。
たとえいろいろなアプリやSNSを上手に使いこなせていると思っていても、セキュリティという面では意識がおろそかになってしまっていることがあるのです。
その一つがTwitterのアプリ連携の機能です。
いろいろなアプリとTwitterや他のSNSを連携させて、簡単にメッセージを投稿したり、ログインを簡略したりできるようになっています。
しかし、自分では何もしていないつもりなのに、急に見知らぬ人からの投稿が多くなったり、スパムメッセージが増えてきたりしているのであれば、アプリ連携によってセキュリティの問題が発生していると考えることができます。
さらに、これだけに留まらず自分のアカウントが危機にさらされてしまうこともありますので、十分な注意が必要です。
ダイレクトメッセージの読み書きまでされてしまうこともある
アプリをインストールするときには、たいがい様々なアクセス権限を許可を求めるウインドウが出てきます。
また、アプリに何らかの機能を付け加えるときに、Twitterとの連携をするかという許可を求められることもあります。
多くの人は、何も問題ないと思って「はい」の状態でインストールをします。
実際にWEBの設定画面を見てみると、たくさんのアプリがTwitterと連携していることが見て取れます。
さらに詳細を確認してみると、その権限の内容がダイレクトメッセージの読み書きを許可するという内容にまでなっていることがあります。
そうなると、簡単に自分のアカウントを好きなように使われてしまいますので、セキュリティの面では大きな問題となります。
有名なアプリや広告でも信頼しないように
こうしたTwitter連携は、信頼のできそうな大きな企業が提供しているアプリなどでも行われていることがあります。
有名なところだからと、特に疑いもせずに何でも許可してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
どんなところからのものであっても、むやみに信頼するのではなく、しっかりとそれぞれのアプリの権限内容とTwitter連携の状態をチェックして、もしプライバシーが冒されるようなものであれば、設定画面からそのようなアクセス権限の許可を取り消すようにしましょう。