SNS映えも♡インドネシアのカラフルな村
「虹の村」という表現がぴったりのカラフルな村カンポンペランギ
インドネシアジャワ州の州都であるスマランに、カンポンペランギという名の村があります。
この村の名前は、「虹の村」という意味ですが、ここに来るとその名前がまさにその通りであること分かります。
村の入り口からは家々屋根が見えてきますが、レインボーカラーの色とりどに塗られたトタンが見る人の目を奪います。
そして村の中に入っていくと、屋根だけでなく家の壁や道路の階段など、至る所が目の覚めるような色に塗られているのが分かります。
単にペンキで色を付けているだけでなく、いろいろなところに天使の羽やバケツの絵など、ポップな絵が描かれていて見ているだけで気分が弾んできます。
どこに行ってもこの様子が見られますので、ぜひとも村全体をゆっくりと散策してみたいものです。
村おこしのために始まったペイント
このカンポンペランギを始めとするエリアは、以前とても貧しいスラム街のようなところでした。
その状況を打開するために、行政主導でまずマーケットを大規模に改装して、人々を呼び込めるようにしました。
しかし、美しくなったマーケットの周りには、みすぼらしい簡素な家が広がっている様子は変わることがありませんでした。
そこで、今度は村の家々をすべてカラフルに塗り替えて、他にはないインパクトのあるところにしようということで、行政主導で家々の塗り替えが行われるようになったのです。
大がかかりなイメージチェンジですが、実態はただペンキを準備して塗るだけですので、大きな建物を立てるような費用も時間も必要なく、数週間で模様替えが終わりました。
終わってみると、今までの雰囲気からがらっと変わって、とても明るく楽しい村のイメージになって、住民たちの考えも変わってくるようになりました。
単にペンキで色を塗っているだけだったところに、印象的なアートペイントを施したり、積極的に清掃活動を行うようになったりして、村全体が観光地として変貌を遂げるようになったのです。
現在では世界中からたくさんの観光客が訪れるところとなっています。
どこで写真を撮っても絵になる
カンポンペランギのイメージはとても印象的なので、どこで写真を撮っても絵になり、SNS映えします。
村の様子を撮影しても良いですし、壁にペイントされた絵と人物をセットにしてユーモアのある写真を撮ることもできます。
たくさんの撮影スポットがありますので、旅の醍醐味を十分に感じることができるでしょう。
じっくりと小さな路地も見学して、楽しい写真を撮れるように回ってみたいものです。
友達と一緒にカンポンペランギを冒険すると、その楽しみも倍増するでしょう。